高齢者集会


連合石川女性委員会
2004年度構成組織代表者会議
  

9.16(木)  労済会館


【あいさつ】
<田中和子 女性委員会委員長>

今年で15回目。女性にとっても男性にとってもくらしやすい社会になってきたでしょうか。わたしたちははっきりと声をあげていかなければ。

<川淵尚志 連合石川会長>
連合が結成されて15年。どんどん組合員が減少している。働く女性の5割以上が正規でない。単組の執行部に女性が参画していくことが大切。受身から攻めの姿勢へ。


【構成組織代表者会議】

いろいろな組織からたくさんのお話・・・・


(宮下さん)
・北鉄で婦人部長をずっとしてきた。母体を守る運動をしてきた。生理休暇、つわり休暇をとるためなど、青年部も含めて何度も学習会をした。
・教組への攻撃(平和教育、混合名簿)が今、ある。それに協力する女性議員もいる。
・「こわい」と思ってもがんばって声をだしていこう。仲間がいる!!

(広岡さん)
・くやしいおもいをいっぱいしている。「10代の女の子の妊娠中絶がふえている。だから倫理教育、純潔教育を」と言われたりする。国際的に日本は人身売買が多いことを知らない議員もいる。「3才ではやから子どもをあずけるがかいね。」と言われたこともある。
・農業にとりくんでいる28才の娘は「女の子やからはよやめまっし」と言われた。若いひとたちがやりたいことがやれる社会をめざすことが大切。
・県議会で女性は3人。がんばっている。

【記念講演】「安心して働き続けられる社会をつくるために」
石川労働局雇用均等室長 田賀信子さん

・働く女性の実情
・次世代育成行動計画の策定を組合からも働きかけてほしい。
・セクハラ問題について まだまだいろいろな問題がある 周知徹底がはかられていない
・ポジティブ・アクションにとりくんでいる企業を表彰している。去年は七尾の「戸田組」を表彰した。
・最近の新しい動きとして、男女雇用機会均等政策研究会の報告書が6月に出された。
 「4つの検討課題に前向きな対応が望まれる」
      男女双方に対する差別の禁止
      妊娠・出産等を理由とする不利益取り扱い
      間接差別の禁止
   ポジティブ・アクションの効果的推進方策
・男性の育児休業取得者を紹介してほしい。

<質問>
県教組(田中) 
・次世代育成支援対策について 教組の場合、事業主は?
 →教育委員会

県教組(中川)
・男女雇用機会均等政策研究会について、どのような組織か?
均等法改正のみとおしは?

 →14年より、学識経験者などで 
報告をうけ、労働政策審議会でねっていく。再来年の通常国会で。
・安心して働き続けられる社会にしていくためには、教育が大切だと思うが、若い人の労働の意識への対策について、行政として?
ジェンダー・フリー教育への攻撃について、行政として? 

→若い人への意識付けは地道にとりくんでいく。総力をあげて。
千葉でのこうげき、ゆりもどしが顕著だが、反面、女性の力がついてきた証拠。男性に危機意識がある。女性が力をつけていくことと、きちっとした反論をしていくことが大切。

【意見交換】
(自治労) 
性教育について県教組に聞きたい。性教育の冊子が県議会で問題になってくばられなかったことがあった。現場での性教育はどうなっているか。
→(県教組 田中)
ジェンダー・フリー教育の攻撃と同じものととらえている。現場では、「母性の保護」と「お互いを大切に」ということについてとりくんでいる。一方的な報道が多く、困っている。
(高教組 細川 副部長)
県教組と同じようにとりくんでいる。今の質問を受け、わたしたちのとりくみを発信していく必要を感じた。

【「政策制度の申し入れ」について】(今井さん)
10/21に申し入れする

【あいさつ】
(浅野 正さん
)
・女性が職場で声を出していくことが大切
・法的整備、環境整備を連合でとりくんでいく。
・「アクションルート50」でいろいろな声を聞いた。「タクシーの利用で連帯してほしい」というお願いがあった。連合のステッカーのあるタクシーに乗ろう。そして会話でつながっていこう。

(林 優子 副委員長)
・この会をはじめて15年たつ。年々中身がこくなる。
・「安心して働き続けられる社会をつくるために」は永遠のテーマ。

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