高齢者集会


地公四単産・地公退高齢者集会            

9.14(火)  日本教育会館 一橋ホール


全水道、都市交、日教組、自治労を「地公四単産」というようです。「地公退」とは、地方公務員退職者協議会のことです。

【主催者あいさつ】
(眞柄栄吉 自治退会長)安心と信頼のおける社会保障をめざそう。現退一致ですすんでいきたい。

(森越康雄 日教組委員長)
・「今は公務員の賃金が高すぎる」というバッシングがあるが、実際はどんどん下がってきている。分断攻撃に公務員がやられている。
・今、弱い人たちがひどいめにあっている。とりわけ、大人が「弱いものいじめ」の手本を見せている。損得ぬきにしてもやらなければならないのが、公務員の仕事。
・わたしたちは、もっともっと大きな声を出してつながっていかなければならない。
・「高齢者集会」というが、参加のみなさんはかがやいている。

・・・・・・森超さんの話はいつもとてもわかりやすくおもしろいです。最高です。わたしはとても好きです。高瀬さんも喜んで?いました。 (は)


【来賓あいさつ】
(米山 退職者連合副会長)今後いちだんとご協力を。

(高嶋 参議院議員)日教組出身のなたにやさんと自治労出身のわたしで、小泉構造改革に対決していく。

(なたにや正義 参議院議員)
・全国より大きな励ましをいただいた。ありがとうございました。
・水が満足に使えない国がある。日本は公水道がしっかりしている。もし、民になったら・・・。義務教育も同じ。民になったら、地域での大きな格差ができる。義務教育国庫負担制度があるからこそ。交通も同じ。公でなければならないものがかならずある。
・現退一致でとりくんでいきたい。みなさんとともに。

(福島みずほ 社会民主党党首)
・もっともたたかう4組合の場所によんで下さりありがとうございます。いっしょに平和を守っていきたい。
・すさまじい時代である。沖縄で座り込みをした。子どもたちが未来をもてない社会をわたしたちはつくってはならない。
・すべての人の人生を応援するのが国家のはず。
・「憲法9条をかえます(米軍とともに戦う)」と小泉さんは明言した。日本の武器が世界で使われることをゆるしていいのか。アジアの中の日本として、平和に貢献していきたい。平和と平等は手をたずさえてやってくる。


【基調報告】(岡崎 全水道書記次長)
働く者と高齢者の連帯で生きがいのある福祉社会の実現を。

【記念講演】「平和憲法と高齢者の生き方」(なだいなださん 作家、医師)
・軍国主義のまっただなかで教育をうけたが、わたしは平和主義。
・少年時代、わたしはえらくなりたくなかった。「長」になると、かしこまった席に呼ばれる。経験をふやし、患者のおかげで腕をみがき、得た技術を患者に還元したい。会議ばかりにでる「長」になっても・・・。
・「平等の立場で意見を言いあう」そういう場が日本になくなってきた。おもしろいやりとり、はげしいやりとりをする場がない。ののしっているだけ、スローガンをさけんでいるだけでは・・・。今の政治も同じ。
・わたしはずっと社会党を応援してきた。護憲と平和、教育の危機である今、そのことを大事におもうひとたちがみんなひとつになればいいのに・・・。
・冒険も必要。自衛隊派遣を国民投票にかけたらふせげたのでは。国民全体が意思表示する何かの制度が必要なのでは。
・憲法はアメリカにおしつけられたものか? 民主主義を「(結果として)おしつけるようにされた」のはわれわれ(の実態)だった。
・政治は数や組織にたよるのではなく、「個人の言葉」を大切にすべき。語り、説得することが大事。数で決まるのでは・・・。数でしばるのはやめて個人の信念で投票するといい。「いいたいことを言う、やりたいことをやる」それがわたしたち年よりの役目。
・「民衆と接点を持つ」ということで演説がうまくなる。血筋よりも、民衆と接することが大事。

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