6/3.4 石川県教組第148回定期大会


石川県教組第148回 定期大会
  2004.6.3(木)〜4(金) 教育会館3Fホール


【執行委員長挨拶(川淵尚志)】
・憲法9条こそ、日本の外交の基本。
・胸の痛くなるできごとがあった。長崎、金沢。ともに被害者、加害者の悲痛なさけびを共有したい。
・現場では報告書の作成などで子どもたちと向き合う時間がない。
・多忙化の声は多くの仲間から聞く。管理強化、学力低下論・・・。
・共同体の論理が学校からきえようとしている。共同体の論理で学校を再生していくことが必要。

来賓挨拶
(森越 中央執行委員長)
・なにがそこまで子どもたちをおいこんだのか。差別される不安・・・。
・いろんな教職員の問題が起こるたびに、深刻な状況がその背景にあると思う。自分のなやみをうちあけられないつらさ。教職員組合の役割はそういう分断や子どもたちへの差別にとりくんでいくこと。この国をむしばんでいる弱肉強食、市場原理ととりくんでいく。
・「差別しないこと」、「話し合いを大切にすること」の両方を否定したのが戦争である。イラク派兵で「信号のない高速道路」を渡った。
・いまこそ、子どものこと職員のことを分かるひとを政界におくらなければならない。なたにやさんを!


石政連活動報告
(盛本芳久 県議会議員)
・躊躇することなくこれまでのとりくみを自信をもってやっていってほしい。
・現場でいろいろな事件がおこっている。こういう時こそ子どもたちと話をする時間が必要。そのための努力をしていきたい。
・松任市の30人以下学級。松任は子どもたちのためにやってきた。
・子どもたちの命とくらし、平和を守るとりくみをいっしょにすすめていきましょう。

【 中央情勢報告】(長山桂子 日教組生活局次長)
・教育制度改革がすすんでいる。教育分野に市場主義、競走主義がはいる可能性が。日教組としても注視していく。
・義務教育費国庫負担制度について。事務職員を適応除外させない点ももちろん強い姿勢でとりくんでいく。
・超勤多忙化。職場に労働安全衛生の問題を作っていくことはなかなかむずかしい。わたしたち自身の中に体制を作っていくことが子どもたちのためになる、ということでとりくんできた。

【協議事項】
くわしくは「教組いしかわ」号外で。
【あいさつ】
(山根さん)
先生になって子どもたちのことをたくさんメモした。いつのまにか見てないような子どもに目を向けていく大切さを感じた。子どもたちは、無視されるとものすごく苦しい。認められているというおもいが大切。
盛本さんとも力を合わせながらがんばっていきたい。
(古河さん)
松任市議会にいる。市民のみなさんのおもいがどこにあるのか、うけとめていきたい。

【退任役員あいさつ】
・支部のささえがあり、支部っていいと感じた。現場にもどって、分会っていいねと感じる。そういう支部、分会にこれからもしていきたい。
・現場にもどって、忙しいのひとことにつきる。こころを滅ぼされていくんじゃないか、と思う。これからもなかま作りを大切に。
・盛本さん、森さん、柚木さんが現場を離れて新たなスタートを。それがよかったと思えるように1組合員としてがんばっていきたい。
【団結ガンバロー】

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