ピースアクション 沖縄平和行進


ピース・アクション2004
「5.15平和行進」「普天間基地包囲行動」に参加して
                  鳳至輪島支部 河原田小 南 武志



1.日程(日教組独自日程)
(1)結団式・歓迎集会 5月14日(金) 18:30〜20:30
(2)平和行進    5月15日(土) 9:00〜17:00 総計距離18.7H
           5月16日(日) 9:00〜16:30 総計距離7.5H
(3)普天間基地包囲行動   5月16日(日) 14:00〜15:00 3回
(4)平和とくらしを守る県民集会  5月16日(日) 16:30〜17:30
(5)日教組・沖縄県教組・沖縄高教祖交流集会  5月16日(日) 18:30〜20:30

2.感想報告
 沖縄は梅雨入りしたというのにもかかわらず、雨ひとつ降らない真夏のように暑い三日間でした。そして、その暑さにも負けないぐらい熱い思いを胸に行進する様々な他単祖、現地の人とふれあってきました。戦後59年、復帰からでも32年になるというのに、未だ変わらぬ沖縄の現状を現地へ行って目の当たりにしてきました。現地でしか分からないことを体験させていただいたと思います。
 歓迎集会が行われた沖縄教育会館の3階ホールのステージ奥には、沖縄戦で命を落とした教育関係者の慰霊碑があり、一人ひとりの命が小さな文字となり納められていました。いつまでも忘れることのないように、との強い思いを感じました。
 平和行進では、行進中、現地の人が僕たち行進団にたくさん手を振ってくれました。おじい、おばあをはじめ、若者や小学生、小さな子どもまでが笑顔で手を振り、行進団の僕たちを応援してくれました。それは、やはり、「沖縄に平和を」、「基地をなくそう」というみんなの思いがひとつになっているのだと改めて感じた瞬間でした。
 包囲行動を行った普天間基地は、世界中の基地の中でももっとも危険と言われている基地です。その理由は、市街地の真ん中にあり、民家までの距離が数十メートルということなどからです。5年以内の全面返還を求めての行動でしたが、日米両政府は、この基地を返還する替わりに辺野古に新基地を建設しようとしているとのことでした。そうなると結局、沖縄に危険を押しつけ、いつまでも沖縄の平和はおとずれません。返還と移設の反対を人間の鎖で訴えてきました。
 百聞は一見にしかず、「平和」ということばを強く感じた三日間でした。



←いよいよ行進スタートです。


30度の中、行進、行進!→


←普天間基地、包囲開始!


米軍総領事館前で、アピール!→


南さんのお話を聞いてこう思ったよ!

 5.25の県青年部委員会の報告事項で、南さんのお話を聞きました。平和行進には述べ8000人が参加したということ、教育会館の集会の場で数千人の慰霊碑に黙祷したこと、普天間基地は5〜7年で返すといっていたのに7年たっても・・・」という話、辺野古(へのこ)はマナティがすめる海だということ、全国の米軍専用基地の75%が沖縄にあり、沖縄の土地の10%が基地だということなど、南さんは熱っぽく語ってくれました。青年部のみんなは、真剣な様子で聞いていました。最後の続けていくことが大切、小さな力でも集まると大きな力になる」という南さんの言葉が印象に残りました。このお話はぜったいホームページにのせようと思いました。(夢子)

inserted by FC2 system