日教組中央委員会


 第143回日教組中央委員会

10.20(水)  日教組会館


執行委員長あいさつといくつかの県の質問、討論だけ紹介します。

【森越康夫 中央執行委員長あいさつ】
・「たかが知事ごときが」ということに知事たちは反発した。義務教育国庫負担制度は・・・
・子どもたちの人権「たかが子ども」「たかが保護者」というのが教育基本法の改悪につながる。
・社会そのもののもつゆがみ、ひずみに現場からとりくんでいくことこそが、真の教育改革。それがよりよい教育つくりの原動力。子どもたちにとってわかりやすい授業、楽しい学校る教職員にとってやりがいのある学校をつくる。それこそが大切。行政の場で制度をいじくりまわしてもだめ。財政論だけで教育を考えても・・・・
・教育基本法改正についての世論について。教育基本法の本文や内容についてほとんどの人がしらない。愛国心は強制力のともなう「愛」。愛とは相手につくすことで、強要されるものではない。「それでもわたしはイラクの人たちをきらいになれない。」というたかとうさんの印象的な言葉。
・毎日のように戦争犠牲者のニュースがながされる。閉塞社会の中、わたしたちは目指す方向をはっきりさせましょう。子どもたちのこと、学校の実態をわかることばで話す力を。子どもに、保護者に、多くの人たちに・・・。ひとりの運動から組織の運動へ。あきらめずにできるところから。組織の総力をあげていきましょう。

【質疑】13単組より
・賃金について 労働条件について 超勤実態をどう集約するのか 文科省交渉はどうなっているのか
・次世代育成支援・・・について 単に少子化対策だけでない とりくむポイントは 他県の実態は
・平和運動について 全国的な視野にたった平和運動の構築について日教組の考え
・栄養教諭制度についての全国状況把握は 文科省にどう対応するのか
・両立支援の日教組としての具体策は
・多忙化解消についての全国的な行動は
・メディアチェックの結果にどのように対応するのか
・日の丸、君が代への組織をあげたとりくみを   など
(石川)
・10年研について
・11.20のとりくみ 100箇所対話集会と大集会を行う 同じ日に日教組として書記の会をかさねたのは
(石川高)
・義教について
・教育基本法ではなく、すすめらている現在の教育改革との関係でいろいろな問題がおきている という観点の理論構築が必要

【討論】19単組
(福井)
・豪雨の才の支援のお礼 20校が直撃をうけた 5校は1mの土砂にうもれた 今後も完全復旧にむけ、全力をあげる
・栄養教諭制度 教諭化にむけたとりくみを最重要課題とした。食教育の必要性について子ども、保護者にアンケート。前向きにとりくむと教委。
(石川高)
・教職員評価制度について 管理運営事項として教委は一方的に検討している。来年は半数の県立学校で試行、と現場では動き出している。教職員は不安。明確な方針をかかげてほしい。
(石川)男女の自立・平等・共生をめざす教育のとりくみにかんして 

(新潟)米軍イージス艦が入港した。連帯してたたかいたい。
(兵庫)今年は震災10周年。阪神淡路大震災の際には、教職員は自分も被害者でありながら、学校に避難した人たちにいろいろな世話をした。組合も支援に入った。全国の仲間からも支援をもらった。街頭に立ち、募金活動をし、「若葉奨学金」という奨学制度をつくった。今後も、子どもを中心とした教育改革に運動にとりくむ。
(広島)先日、大切な仲間を失った。40才、心筋梗塞。広島で健康管理システムの整備をもとめてきた。県教委は義務制については通知しただけ。強力にとりくんでいるが、日教組としてのとりくみをおねがいしたい。
(岡山)昨年7月に次世代育成対策推進法が交付された。すべての都道府県、市町村、が地域行動計画をつくる。教職員に関係するのは、特定事業主行動計画。県立は県教育委員会、義務制は市町村教育委員会。人事委員会報告を具現化するように申し入れた。多くの権利を組合員が再認識するチャンス。

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