2006年6月

夢子のひとこと日記

6.21(水)東京で・・・
 (以前にも一度書いたことがあるかもしれないけど)現場にいるときのこと。どうしようもなく苦しい一年間があった。涙ばかりが出る毎日。自信もなくした。その1年間の終わりに教頭さんが「あの子たちをよくここまでにしたね。」と言ってくれたけれど、なんとも苦い思いの残る一年間だった(でもその言葉はその後の自分の支えになった)。二度と繰り返したくはないけれど、ぜったい忘れてはいけない一年間だと思っている。その時、同じ学年の仲間に助けられた。自分より若い人に助けられる、ということをつらくも思ったけれど話を聞いてもらえてありがたかった(次の年、新しい学年になり、「今年はわたしが人を助ける1年にしたい」と思った)。わたしが県教組専従に出ることになったとき、彼はわたしの似顔絵をかいてくれた。専従をもう少し続けることになった今年3月の県教組定時選挙のときもまた、現場にいないわたしの似顔絵をかいてくれた。

 県教組専従になった1年目に、やはりどうしようもなく苦しい時期があった。そしてやはりわたしは仲間に助けられて元気をとりもどした(このことも以前に日記に書いたことがある)。今年、わたしは2期目になる。専従になって3年目。わたしは新しい仲間の役にたちたい。話を聞ける自分でいたい(とはいうものの、実はすでに彼らからいろいろ助けられ、教えられたりしているのだれけれど・・・)。今年、専従は8人から7人になった。それにともない、仕事の担当変えもあった。課題も増えるばかり。それだけでも自分自身も苦しい。でも新しい仲間はもっと苦しいはず。書記長も何も言わないけれど、大変な量のいろいろなことを黙ってかかえている。現場でがんばっている仲間たちも、年々苦しい状況になっている。そんな中でも、組合はここでふんばっていかないといけない。子どもたちを、仲間を守るために・・・。

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