11.18 石川県民集会アピール |
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とどけよう! わたしたちの声 それは、一人ひとりからはじまる 〜子どもたちに平和な未来を〜 教育基本法「政府法案」が衆議院で、野党の反対を押し切り、国民的論議不在のまま強行採決されました。教育基本法は、手段を選ばないやり方で変えられようとしています。そして憲法改悪へとつなげられようとしているのです。 子どもたちや教職員はすでに競争においこまれています。枠にはめこまれ、扱いやすいものにされようとしています。国にとって都合のよい存在にされようとしています。 子どもたちの人権はどこに行ったのですか? 民主主義はどこに行ったのですか? わたしたちはどこに行くのですか? わたしたちが愛していた平和なこの国はどこへ向かおうとしているのですか? ますます広がる教育格差にわたしたちは不安を感じています。毎日のように報道される子どもたちの自死はわたしたちに何をなげかけているのでしょうか。子どもたち一人ひとりが「自分は大切な存在と認められている」と実感できる社会をつくっていくことこそが大切です。「わたしはわたしでいい」という子どもたちのおもいを支えるのがわたしたち大人の役目です。 あなたはあなたでいいんだよ あなたのままでいいんだ 人とくらべなくたっていい あなたらしければ それでいい だってあなたは この世界にたった一人しかいないのだから・・・ 教育の最大の危機、平和な未来の危機であるといえる今、子どもたちの平和な未来に責任をもつ大人として、「一人ひとりを大切にした、教育基本法を活かす活動」をおこなっていかなければなりません。わたしたちは、これまで以上に家庭・地域・学校でのつながりを強めながら、人権・平和・環境・共生を大切にした教育にとりくみ、自分の言葉と生きる姿勢で、憲法・教育基本法の理念の大切さを訴え続けます。 2006年11月18日 とどけよう! わたしたちの声 〜教育基本法の改悪に反対する 11.18 石川県民集会〜 |